雨と仲良く

まだ曇り空だった午前中

外をぽてりぽてり歩いていたら

ぱらっと降り出した雨粒



ぽたぽたと 水滴は止まることなく降り続け

小さな池の一部となった


雨粒の奏でる音を聴きながら

風の流れを聴きながら

その波紋に見とれ 傘を差す事もなく





気づけば隣に猫



「…あれ?」



魚は居ないぞ





大降りになる前に 猫とオウチへ帰りました。